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レポート

■石けんを使い、考える「命のつながり」

対談:丸橋 賢×長谷川 治(太陽油脂(株))

丸橋全人歯科医院院長の丸橋賢先生は、一般的な歯科治療にとどまらず、その深い医療観に裏打ちされた<全人歯科治療>を実践することによって、数多くの現代病を完治させている歯のお医者さんです。この丸橋全人歯科医院と太陽油脂のハミガキとのおつきあいは、丸橋先生主催の『良い歯の会』が始まった24年前から続いています。そんな中、昨年11月に、丸橋先生と長谷川・太陽油脂(株)家庭品部長との対談が実現しました。口の中を見ると、いのちのゆがみがわかり、その元にある社会のゆがみも見えてくる。今、私たちの生活の何をどう変えていけばいいのか? その熱気に溢れた対談を特集します。

丸橋 賢(まるはしまさる)


1944年群馬県生まれ。1971年東北大学歯学部卒業。1974年丸橋歯科クリニック開業。1981年『良い歯の会』活動を開始。2003年アメリカのイラク攻撃に抗議し、アメリカ歯内療法学会正会員を返上。2004年高崎市に「丸橋全人歯科」を開業。同院長。日本歯内療法学会正会員、日本口腔インプラント学会、日本全身咬合学会会員、日本歯内療法学会認定指導医

長谷川 治
(太陽油脂(株)取締役家庭品部長)

●ムシバや歯周病、歯並びや噛み合わせの悪さは、環境や生活習慣が原因

長谷川:私どもの会社では、石けんハミガキやナチュロンシャンプーなどを販売しております。また、自然にやさしい天然成分の石けん製品について、市民団体と一緒になって研究もしております。

丸橋:私は歯科医として30年にわたり、医療に携わってきましたが、ある時、歯周病やムシバは、口の中の治療や薬の治療といった対症療法では何の解決にもならないことに気づきました。そして、伝統的な食生活や噛み合わせの改善など、全人的な立場での歯科治療を行ってきました。

長谷川:私どもはハミガキのほか、体を洗うものや衣類や食器を洗う洗剤、化粧品を含め、天然成分の製品を製造・販売し、生活全般を見直そう、と提案しています。消費者向けに学習会や工場見学を年50回ほど開くなど、啓蒙活動にも力を入れています。

丸橋:::「全人医学」という観点から、私も「良い歯の会」という勉強会を1981(昭和56)年から月1回のペースで行っていますが、いつも参加者でいっぱいになります。  私の生命観、医学観の基本は、生命は条件が整えば自ら元気になり繁栄し、条件がゆがんだり失われれば病み、滅びるというところにあります。ムシバや歯周病、歯並びや噛み合わせが悪いなどの歯科治療もみなそうです。やはり今の病気は環境、生活習慣から来るものが多いんですね。

長谷川:患者への手術や薬の投与という対症療法だけでは本当は治らず、水や食べ物など、生活を根本から変えていくことで、初めて病気が治るということですね。

丸橋:そうなんです。結局、健康というのは命のつながりであり、そのつながりがどこかで不都合を起こしたり絶たれたりすると絶対にひずみが出るわけです。そういう意味で、我々が医療としてできることは2つあります。1つは治療技術や薬の投与ということで、もう1つは患者さん本人の認識の問題です。「認識の程度に病み、認識の程度に治る」と、私はいつも言っています。

長谷川:私どもの学習会でも、天然成分の製品の良さを理解してくださった方は、ハミガキからシャンプー、食器洗いに至るまで、すべて石けん製品に替えています。

●『丸橋全人歯科』はJR新幹線高崎駅(群馬県)からすぐ近く。
群馬県高崎市栄町21-1
TEL:027-322-0845
●『良い歯の会』は毎月第2土曜日に丸橋全人歯科で行われる。内容は生命力アップの食生活とは、精神のあり方と生命力、歯周病・顎関節症の原因と対策、精神的な最適生存条件・生き方の発見・生物学的最適生存条件とはなど、多岐に及び、4回連続参加で1シリーズとなっている。誰でも参加できるが要予約 【問い合わせ】TEL:027-323-9524
●全人医学の柱は「体の重心」(噛み合わせ)、「食べものバランス」「運動と休養のバランス」、
「精神的なバランス」の4つ

丸橋:本当に治るということは、医療に携わる者の技術と、本人の理解が共にパーフェクトであるということによって可能になるのではないでしょうか。 全人医学の概念は4つからなります。1つは「体の重心」を整えるということで、噛み合わせを調整します。噛み合わせが悪いと体のバランスが崩れていきます。2つ目は「食べものバランス」。3つ目が「運動と休養のバランス」です。運動が不足すると筋肉が衰えてきて、姿勢が崩れていきます。最後は「精神的なバランス」です。希望を持った前向きな生き方、生活をする、ということです。

長谷川:先生は、素晴らしい成果を上げていると伺っています。

丸橋:根本を改善した上で患部の治療を行うと、歯周病は驚くほど、よく治るようになりました。それだけではありません。患者さんが風邪をひかなくなったり、貧血や十二指腸かいよう、アトピーなどのアレルギー症状の改善などの事例も見受けられるようになりました。また、これらの症状などから精神的なストレスを受け、登校拒否やひきこもりになっていた患者が、社会復帰するまでになったという例もあるほどです。 以前、中国雲南省のサニー族やケニアのマサイ族、モンゴルの遊牧民などを調査しましたが、彼らには歯磨きの習慣はありませんが、歯周病もムシバも歯並びの悪い人も、ほとんど見当たりませんでした。彼らの食べ物を調べてみると、その土地で採れる食物のみを食べていました。さらに、バクテリアと共存し、命のつながりで生命力を維持していたんです。

長谷川:縄文人にも歯周病やムシバというのは、ありませんでしたね。しかし、現代は抗菌や除菌ということがあまりにも言われすぎて、親が神経質なくらい子どもの体を洗いすぎて、トラブルになるケースがあります。

女将の山口隆子さんと長男で常務の敦史さん。敦史さんはホテル名物の手打ちそばの名手でもあり、「うまい」と評判だ 豊富な品揃えで並ぶパックスナチュロン製品

●体のゆがみを取り除き、バランスの良い食事をすることが大切

女将の山口隆子さんと長男で常務の敦史さん。敦史さんはホテル名物の手打ちそばの名手でもあり、「うまい」と評判だ 丸橋:いくら薬を使っても、顔が青白くつやのないような患者の歯周病は治りません。私が全人的と言うは、形、色つや、そしてそれを取り巻く環境のすべてを言います。環境や暮らし方、そういうものを相対的にとらえ、生命にとって理想に近い環境づくり、生活づくりをすれば、歯だけが悪くなるようなことはないんです。歯が悪くなるのは、ほかにも悪いところがあるからです。アトピーなども、まず体のゆがみを取り、噛み合わせのストレスを解除し、あとは食べものをバランス良く摂ると改善されると思います。

歯のブラッシング指導風景

●地域で使い、地域で作る廃食用油のリサイクル

石けん製品の利用が環境保全に役立つ

長谷川:先生が主催されている「良い歯の会」の参加者は延べ5万人にも達し、その輪が着実に広がっているということをお聞きしました。先生は治療現場や「良い歯の会」などで無農薬や減農薬の野菜を購入することや、石けん製品の利用を積極的に勧めているそうですね。

丸橋:私は「癒しの思想」と言っていますが、病むいのちを癒すことは、病む社会、病む自然をそっくり癒すことだと考えています。有機栽培や農薬の使用を減らすことは、昔ながらの多様な生物たちが息づく環境を再生することを意味しますし、消費者の健康のためにもいいことです。また、石けんの利用は水質保全にもなります。

長谷川:天然油脂成分を原料とする石けんは、自然界に流れ出ても微生物によって分解され、環境への負荷が極めて少なくすみます。家庭排水の増加により、全国各地で環境汚染が進む中、自然環境の恵みを生かした地場産業が息づいている地域では、「環境を守ることが地場産業を守ることになる」という観点から、天然成分の石けん製品に注目が集まっています。

丸橋:私は、自宅でも病院でも石けん製品を積極的に使わせていただいています。自宅にある排水マスは、排水を微生物が浄化してくれるので、ヘドロがたまらず、清掃の必要が、ほとんどないほどです。  また、私のところでは石けん製品の販売コーナーを設け、パックスナチュロンなどの製品を置き、患者さんにも役立っています。

長谷川:石けんの場合は使用後、川や海の水の中にあるカルシウムと結びついてカルシウム石けんとなりそれが微生物や魚のエサとなって循環します。  カキやホタテの産地で有名な北海道の厚岸町では、20年前にカキが大量死し、漁師さんが原因を調査したら川や海の水質が悪化したことが分かりました。そこで山に植林したり、石けん製品の使用を奨励する条例をつくり、水質保全を図り、特産のカキが復活するようになってきているというんですね。これは町ぐるみで原因を究明し、手を打つことができたからうまくいった例ですが、都市部では自分の流した生活雑排水が川や海を汚していることに気付きにくい面があります。

丸橋:私は泊まりがけの旅行や講演に出掛けるとき、シャンプーもハミガキも天然成分のパックスナチュロンの石けん製品を持っていき、現地でPRしているんですよ。私の所へ来る患者さん以外にも、命のつながりということを、もっと真剣に考えてもらいたい、と思っているからなんです。

長谷川:世界遺産の白川郷や新潟の五頭温泉郷など、町ぐるみで健康と環境のために石けんに切り替えているところも増えています。最後に、全人医学の立場からハミガキについては、どう考えればいいのでしょか。

●ハミガキは「パックス」で

石けん製品の利用が環境保全に役立つ

ハミガキ丸橋:日本は軟らかい食べものが多いですから、ハミガキをしないと汚れが残ります。歯ブラシは歯に沿って回転する方法が基本です。横磨きではゴシゴシこすってはいけません。時間は3分程度で大丈夫です。ハミガキペーストを使うのなら、合成界面活性剤を使っていないパックスなどの石けん製品がいいのは言うまでもありませんね。  また、甘い物を食べたときは、よく磨くほうがいいでしょう。糖分の中でもショ糖、砂糖は強い酸を作り、「脱灰」といって歯を溶かす作用があるほか、バクテリアに分解されると水あめのようなグルカンという物質に変わります。これは水に溶けないので歯の表面に付着し、バクテリアや酸を内部に保護したようなフィルムを作ってしまいます。ですからムシバや歯周病が進むのです。甘いものがどうしても欲しいというなら、ハチミツや果糖のようなものがいいです。  それよりは繊維の多い硬い物をよく噛んで食べることです。全人医学で基本になっていることです。

長谷川:先生が最近出版された『全人的治癒への道』や『癒しの思想』という本を拝読させていただき、また今日のお話を聞いて、全人的医学の考え方が拝聴でき、大変参考になりました。  今日はありがとうございました。

(終わり) 【掲載:毎日新聞 2004年12月14日 朝刊】

丸橋先生の本が通販で購入できます

丸橋先生の著書の中から、下の2冊が太陽サービスの通販で購入できます。
ご希望の方は石けん類といっしょにご注文ください。
その他の著書については『丸橋全人歯科』のホームページをご覧ください。
http://www.maruhashi.com/

『癒しの思想』
病むいのち 病む社会 病む自然
#6044
\1,900 (税込\1,995)
出版:春秋社
2004.11発行

心とからだが変わる
『〈全人歯科〉革命』
#6043
\1,500 (税込\1,575)
出版:春秋社
2004.4発行

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